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ナショナル 石油ファンヒーター OH-J40R
H46エラー 分解・清掃


燃費のよいファンヒーターにすべく、OH-P35V6を買ったのであるが、この3.5kWというのは昔の3.0kW相当にサーマルリアクターをつけて、放熱面積を少し広くしたいんちき3.5kW、燃料消費量が0.340L/hでは、8畳の部屋はなかなか暖かくならない。

そこで1クラス上の、OH-J40RをYAで買ったが、なんと故障品だった。

また仕事が増えちゃったが、楽しい分解を行った。      2011.3.29                           
届いた荷物

本当に簡単なエアキャップ簡易梱包、他の混載荷物が倒れてきたら、角がへこんじゃうけど大丈夫かなあ?
ナショナル OH-J40R

見たところキズはあるが、きれいそうだ。
よかったなあ。

タンクもこの時代はすでに 改良取手だ。
OH-J40R 能力3.95kW
2002年製

燃料消費率は0.413L/h
3.5kWモデルよりも当然であるが燃費は悪い。
消臭ユニット内蔵で、それようの穴が操作パネル下方にあいている。黒い●の印刷ではないよ。
早速電源をONする前に、フレームロッド電圧モニターモードにして、直近の異常履歴を確認する。

まず最初の履歴は0-13
これはU13エラーである。これは灯油切れなので特に問題ない。
さらに古い履歴もU13エラー
もう一つ前は46
H46だと思うが、なんだったかなあ?

まあいいか次へ進もう
もう一つ前は、またU13
さらに古い履歴はU10、

これはまだ運転中あるいは運転後にまだファンが回っているにもかかわらず、電源プラグを抜いたり、停電のときに記録されるエラー。
これも特に問題なし。
F030
これはご存知フレームロッド電圧。
点火していないときは、こんな値である。
H-00
これの意味合いは良くわからない。
2093

これは未確認ではあるが、運転時間である。
2093時間だとすると、まだあまり使ってないね。
外観の大きな、打痕はここぐらいかな。
ほかにもタンクふたが少しへこんで曲がっている。
背面、燃焼・温風空気取入口フィルター側
きれいに掃除してある。
フレームロッド電圧モニターモードのまま試運転してみる。

先ほどまで表示していた表示からフレームロッド電圧表示に切り替わり、普通に点火しました。

ところがすぐに異常に気づいた。

燃焼室の炎の強さが気になり、覗いてみたところ、おかしい。
なんか変なものが赤く燃えている。

そういえばH46エラー履歴があったけど...調べてみたらフレームロッドショートとある。
これはまずい。早速分解だ。
フロントパネルを外す。

OH-P35V6とは若干パーツが異なるね。
外したフロントパネル裏には、エラーコード表が貼ってあった。

この時代でも、カタログモデルは、シールがちゃんと貼ってあるようだ。
ルーバー下部や底板にはホコリがすこしある。
ルーバー裏
若干ホコリがある。
燃焼筒と遮熱板の間にも若干のホコリ。
いつものように天板を外す。
上回りを外し、バーナーを見てびっくり。
ススがゴテゴテについていた。
でもパサパサでドライバーの先でコンとたたくと、その一部はペラペラ保炎板からはがれます。

ここでエアブローしようかと思いましたが。ススが飛び散るので、掃除機で吸ったほうが賢明と見た。
別角度から。
底板にもこぼれている。
そういえばエアキャップを解いたとき、底板外周部に黒い汚れがあったが、輸送途中で汚れたパレットに搭載されてついたものだと思っていたが、ファンヒーター本体内部からからこぼれたものだった。
掃除機で吸ったら、だいぶきれいになった。
しかし、気化器取付台の下にもススがこぼれていて
全部バラバラにすることにした。

電源基板をホルダーごと外す。

こんな状態。
気化器と、油受けを外すと、底板にはこんなにカーボンがこぼれていた。
底板は、洗剤で洗いました。
ここまで分解したからには、とことん分解して確認しておくことにした。

油受けレベルセンサー
送油ポンプ
バーナーヘッド取り外し、
気化器ノズル
ノズルを外すとニードルが見える。

乾いているように見える。
気化器も分解して、ニードルの状態を確認することにした。

ひっくり返し
ソレノイドを外す。
ニードルには大きな固形物はついてないが、タールがまとわりついていた。
ニードルのタールを、スコッチ・ブライト不織布表面処理剤工業用パッド8448で磨いて、まあこんなとこかな。

元通りに組み直します。
点火テスト。

OH-J40R点火時の音 50秒

燃料漏れ等の無いことを確認する。

よい燃焼状態だ。情熱熱風セレナーデだ。

4kWは普通に熱い。
のぞき窓から見る炎。保炎板も赤く熱せられている。
よさそうなので、ルーバー、フロントパネルを組む。
設定温度に達すると、表示パネルは緑色切り替わる。
その後           
板金修理

後日、フロントパネルのへこみを少し修正。
まあこんなもんで許してもらおう。
一日使って、バーナー周りを点検

よさそうだ。ススはついていない。
この前買った、ジャンクのOH-P35V6と記念撮影。

塗装の色が異なる。OH-P35V6は安く作ってあるためか、クリアー塗装は省略されている。ザラザラ。
資料の部          
寒いときの最大出力付近でのフレームロッド電圧

燃焼パワーが下がって通常燃焼になると2.0Vぐらいです。
エラーコード表

表示基板
表示基板拡大写真1
表示基板拡大写真2
OH-J40R 電源基板 ME-671 部品面
OH-J40R 電源基板半田面
最初はトラぶったが、このファンヒーター気に入った。
大きさも手ごろだし、暖房能力も十分。これはいい。 
取り扱い説明書は、松下WEBからまだダウンロードできる。 
 

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